芋掘りの注意点|持ち物と子ども・ママの服装ガイド

芋掘りの注意点 季節の行事

秋といえば、家族みんなで楽しめる「芋掘り」!

子どもが土まみれになってサツマイモを引っこ抜く姿、つい写真に残したくなりますよね。

でも実際に行ってみると、「服がドロドロ!」「持ち物が足りなくて困った!」なんて声もよく聞きます。

芋掘りは土と格闘するレジャー!

ちょっとした準備や服装の注意点を押さえておくだけで、汚れもケガも気にせず思いっきり楽しめるイベントになります。

この記事では、

✅ 芋掘りに必要な持ち物チェックリスト
✅ 汚れても安心な子どもの服装
✅ おしゃれと機能性を両立したママの服装ポイント

など、親子で快適に芋掘りを楽しむコツと注意点をたっぷりご紹介します。

さらに、掘ったあとのさつまいもを「甘く」「長持ち」させる保存のコツもお伝えします。

この記事を読めば、準備から当日まで安心して芋掘りを満喫できるはずですよ~🍠✨

 

芋掘り前にチェック!持ち物リストと準備のポイント

芋掘りの持ち物チェック

芋掘りって、つい「軍手とスコップがあれば大丈夫でしょ!」と思いがちなんですが、実際に行ってみると、泥だらけになったり、荷物が多すぎてバタついたりと、意外と準備のコツがあるんです。

ここでは、子ども・大人共通で必要な持ち物から、あると便利な+αグッズまで、しっかりチェックしておきましょう。

出発前にこれを確認しておけば、「あ、あれ持ってくるの忘れた!」と焦らずにすみますよ。

 

子ども・大人共通で必要な持ち物

芋掘りは、家族全員が“泥んこ覚悟”で挑むイベントです。

最低限これだけは持っていこう!という基本アイテムをリストアップしました。

 

芋掘りの持ち物リスト

チェック 持ち物 用途・ポイント
軍手・手袋 スコップよりも重要!手を保護して泥汚れを防ぎます。子ども用はフィット感のあるサイズを選びましょう。
スコップ or 小さなシャベル 小学生くらいなら自分で掘るのも楽しみのひとつ。100均でもOKですが、金属製のほうが掘りやすいです。
ビニール袋・レジ袋(多めに) 掘った芋を入れる用、汚れ物用に。何枚か分けて使うのがコツ。
汚れてもいいタオル 手や顔を拭いたり、座るときの敷物代わりにもなります。
飲み物 畑作業は意外と暑い!汗をかくので、家族分の水分補給は必須です。
着替え(特に子ども用) 泥だらけになること前提で。靴下も忘れずに!
ウェットティッシュ 手洗い場が混む場合に重宝。除菌タイプだとさらに便利です。
日焼け止め・帽子 秋でも紫外線は強め。首筋までカバーできるタイプだと◎。
ちゃむ
ちゃむ

💡ひとことアドバイス
→ 軍手は「家族全員分+予備1枚」が安心。子どもが泥遊び感覚で失くす率、高めです(笑)。

あると便利な+αグッズ

基本セットに加えて、これを持って行くと「行ってよかった!」と感じる“+αグッズ”はこちら。

チェック グッズ あると便利な理由
レジャーシート 掘った芋を並べて乾かしたり、休憩スペースとして使える万能アイテム。
長靴 or 防水シューズ スニーカーだと泥が染み込みやすいので、雨上がりの畑では特におすすめ。
ゴミ袋(大) 畑で出た泥付きツールや服をまとめて持ち帰るのに便利。
タオル地の帽子 or 首掛けタオル 子どもの日よけ兼汗対策に。可愛いデザインのものも多いです。
虫よけスプレー 草むらに入ると蚊やブヨも出る季節。特に小さなお子さんは必須。
カメラ・スマホ(防水ケース入り) 思い出づくりに。泥まみれでも撮れるようにケースを忘れずに!
ちゃむ
ちゃむ

💡プチポイント
→ 「汚れても気にしない!」が芋掘りの楽しみ方。持ち物で完璧を目指すより、“笑って済ませられる余裕”のほうが大切かも。

 

子どもの服装|汚れても安心&動きやすいスタイル

芋掘り子どもの服装

芋掘りは、土やぬかるみと格闘する“泥んこレジャー”。

子どもたちの元気な笑顔を見るのは嬉しいけれど、服が汚れすぎると帰宅後の洗濯が大変…なんてこともよくありますよね。

そこで大切なのは、汚れても安心、動きやすい服装をあらかじめ準備することです。

このセクションでは、

✅ トップス・ボトムスのおすすめコーデ
✅靴・帽子・軍手などの小物
✅服が汚れたときの応急処置テクニック

をわかりやすく解説します。

ちょっとした工夫で、子どもも親もストレスフリーに楽しめるスタイルが作れますよ。

 

トップス・ボトムスのおすすめコーデ

服装選びで大切なのは、「動きやすさ」「汚れへの強さ」、そして「後悔しない素材」。

“今日だけはおしゃれより実用”と割り切った方が、結果的に楽しめるんです。

 

トップスは「伸びる・乾く・守る」がキーワード

芋掘りの子どもたちは、しゃがむ・立つ・引っ張るの連続。

このとき伸びない素材だと「ママ〜腕が動かない〜!」となりがち。

長袖の薄手Tシャツや速乾タイプのトップスなら、動きやすく汗をかいても快適です。

袖口をまくれば温度調整もラク。日焼けや虫刺され対策にも◎です。

ちゃむ
ちゃむ

💡ポイント
お気に入りの服を着せたい場合は、上に「汚れてもOKな羽織り」を重ねておくと安心。写真撮る時だけ脱げば“かわいさ”も守れます。

 

フード付きトップスは紐に注意!

「え、そんなところに引っかかる⁉」と思うくらい、子どもは自由に動きます(笑)

スコップやつる草、他の子の手などにフードの紐が引っかかると、転倒やケガの原因になることも💦

安全面を考えると、芋掘りの日はフードの紐は抜いておくか、短く結んでおくのがベスト。

お気に入りのパーカーを着せたい場合は、軽く結んで端を中にしまうだけでも安心です。

 

ボトムスは「膝が曲がるか」「洗いやすいか」

地面にしゃがむことが多い芋掘りでは、ストレッチの効いたジャージ系や伸びるデニムが正解。

色は濃いめ(ネイビーやカーキ)を選べば泥が目立ちにくく、写真でも自然。

裾ゴム付きなら泥の侵入もブロックできます。

 

着脱しやすい服で“トイレ・着替え問題”も解決

小さい子ほど、急なトイレや着替えがつきもの。「このズボン、脱げない〜!」と焦る親子を毎年見ます。

前開きやゴムウエストなど、サッと脱ぎ着できる服がストレスを減らしますよ。

 

靴・帽子・軍手などの小物

「服は完璧!」でも、意外と見落としがちなのが小物。

実は“足元と手元の装備”が快適さを大きく左右するんです。

 

靴(長靴 vs 運動靴)— 天気と地面で選ぶのが正解

前日が雨なら迷わず長靴。ぬかるみも怖くありません。

ただし晴天なら、動きやすい運動靴でもOK。

泥が入りにくいハイカットタイプがベターです。

ちゃむ
ちゃむ

💡裏ワザ
長靴の中に薄手の靴下を2枚重ねると、ズレ防止+冷え対策にもなります。

 

帽子は“日差しカット+写真映え”の優等生

あご紐付きのキャップやつば広ハットなら、風でも飛びにくく、日よけ効果もバッチリ。

しかも顔が影になるおかげで、まぶし顔を防げて、写真映りも◎!

「顔がまっ黒に日焼けした〜」という後悔を防げます。

 

軍手・手袋|子どもには“フィット感”が命!

芋掘りで意外と重要なのが手袋。土を掘るときって、手にけっこう力を入れるんですよね。

サイズが大きすぎると、スコップが滑ったり、手の中でズレて握力を使いすぎてしまいます。

子ども用は、指先までしっかりフィットするサイズを選ぶのが鉄則。

そして、素材は「薄手の綿タイプ+ゴムコーティング手袋」がベスト!

綿のやわらかさでムレにくく、ゴムのグリップでスコップや芋のツルもつかみやすい。

要するに、これ1組あれば「汚れ防止・安全・作業しやすさ」の三拍子がそろうんです。

 

その他の小物も侮れない

靴下は厚手にして、足元からの冷え&擦れ対策。

園やイベント参加時はネームタグを忘れずに。

 

服が汚れたときの応急処置テクニック

どれだけ気をつけても、芋掘りは“泥との闘い”。服が汚れるのはもはやイベントの一部!

でも、後がラクになる応急テクを知っておくと安心です。

 

現場でサッとできる応急処置

  • 乾いた泥は払う! → 乾いた状態でポンポン叩けばOK。広がりません。

  • 濡れ泥は裏から流す! → 外側から洗うとシミが広がるので要注意。

  • ビニール袋で隔離! → “泥付き服専用袋”を用意しておくと車が救われます。

ちゃむ
ちゃむ

💡応急キットに「ミニ水ボトル+ウェットティッシュ+絆創膏+袋」を常備しておくと完璧です。

 

帰宅後は“乾かして落とす”が基本

帰ってすぐに洗濯機へ直行はNG。

まずは乾かして泥を固めてから、軽くブラシで落とすと洗濯がラクに。

そのあと液体洗剤を直接塗って軽くもみ洗いし、通常洗濯へ。

しつこい泥汚れは酵素系のプレ処理剤が救世主です。

 

もう汚れたって笑えるくらいがちょうどいい

「もう泥だらけだね〜!」って笑って言えるくらいが、芋掘りの醍醐味。

新品の服より、思い切り遊んだ証の汚れの方が、後から見ればずっと良い思い出になります。

 

出発前チェックリスト(子ども編)

チェック アイテム
長袖トップス(伸びる&速乾素材)
動きやすいパンツ(濃いめカラー)
長靴または運動靴
帽子(あご紐つき)
軍手(薄手+予備)
タオル・ウェットティッシュ
着替え一式(上下・靴下)
ミニ応急セット

 

ママの服装|おしゃれも機能性も大切に

芋掘りママの服装

子どもが主役の芋掘りイベントとはいえ、ママだって「どうせなら可愛く映りたい!」と思うのが本音。

でも、いざ現地に行くと、「思った以上にドロドロ…」「しゃがむたびに服がズレる!」なんて声も多いんです。

おしゃれと機能性を両立するポイントを押さえれば、汚れも気にせず“余裕のあるママ”に見せられますよ。

 

動きやすくて汚れにくい服選び

芋掘りは立ったりしゃがんだりの繰り返し。ママの服選びも“動けること”が第一条件!

とはいえ、完全に作業着だとテンションが下がるので、「カジュアルアウトドア系」や「ナチュラルワーク系」でまとめるのがおすすめです。

 

トップスは「汚れを目立たせない色」+「七分袖」が便利!

白やベージュのブラウスは可愛いけれど、土汚れが目立ちます。

芋掘りに限っては、カーキ・ブラウン・ネイビーなど“土がついても気にならない色”が最強です。

袖は、まくって落ちてくる長袖より、七分袖やロールアップ可能なタイプが◎。

動きやすくて、作業中に袖口が泥まみれになるのを防げます。

 

ボトムスは「ストレッチパンツ」or「ゆるめワイドパンツ」

しゃがむ動作が多い芋掘りでは、スキニージーンズは動きにくくて後悔しがち。

おすすめは、ストレッチ素材のスリムパンツゆるめのワイドパンツ

どちらも動きやすく、シルエットがきれいに見えるので写真映えもバッチリです。

ただし、裾が長すぎると泥まみれになるので要注意!

足首が見えるくらいの丈がちょうどいいですよ。

 

ママの服装チェックリスト(動きやすさ重視)

チェック アイテム ワンポイント
カーキ・ブラウン系トップス 汚れが目立たず写真にも映える
七分袖・ロールアップ可 作業中に袖が落ちない
ストレッチ or ワイドパンツ しゃがんでも楽ちん
着替え or エプロン 後半の泥対策にも◎

 

 

写真映えするコーデのコツ

「どうせ写真に写るなら、ちょっとでもキレイに見せたい!」というのがママ心。

芋掘りでも“映え”は工夫次第で作れます。

 

ポイントは「明るい小物」と「清潔感のあるまとめ髪」

全身が土色になりがちな芋掘りコーデ。

そこに明るめの帽子・スニーカー・エプロンをひとつ入れるだけで、全体が一気に華やぎます!

髪型は風や汗で乱れやすいので、後れ毛をまとめたポニーテールやお団子ヘアが◎。

帽子は日差し対策にもなって、一石二鳥です。

ちゃむ
ちゃむ

ちなみに筆者(私)の奥さんが以前、風の強い日に髪を下ろして行ったら、
掘った芋より髪が泥まみれになったいました(苦笑)

 

家族コーデで“統一感”を出すと写真映えUP!

トップスの色味を家族で合わせると、どんなに泥だらけでも「仲良しファミリー感」が出ます。

たとえば、みんなでデニム系、またはアースカラーでまとめるとナチュラルで素敵。

 

気をつけたいNGファッション

最後に、つい選びがちな「でも芋掘りには向かない」服装もチェックしておきましょう。

 

スカート・ワンピースはNG!

しゃがむときに土がつくだけでなく、風でめくれる心配も。

どうしても着たい場合は、レギンスやスパッツを重ね着しましょう。

 

白スニーカー・ヒール靴はもったいない!

芋掘り場はぬかるみが多く、白スニーカーは一瞬で“茶色”になります(笑)

また、ヒールや厚底はバランスを崩しやすく危険です。

滑りにくいスニーカーや長靴が安心。

 

高価なアクセサリー・腕時計も外して!

土の中でスコップが当たると傷ついたり、失くすことも。

「外したはずなのに、指輪が土まみれで出てきた!」なんて笑えない話もあります。

アクセサリーは家に置いていきましょう。

 

まとめチェック:ママの服装ポイント

チェック 内容
動きやすく汚れにくい素材を選ぶ
小物や髪型で明るさをプラス
家族で色味を合わせて写真映えUP
スカート・白靴・アクセ類は避ける

 

芋掘り当日の注意点と楽しみ方

芋掘り当日の注意点と楽しみ方

さあ、いよいよ芋掘り本番です!

前日までの準備がバッチリでも、当日うっかりしてしまうと「あれ?靴が泥だらけで動けない!」「子どもがスコップでケンカしてる!」なんてドタバタ劇が起こることも。

ここでは、当日を安全に・楽しく・気持ちよく過ごすためのポイントを紹介します。

「うちの子、こんなタイプだから…」なんて想像しながら読んでもらうと、当日のイメージがしやすいですよ。

 

子どもが安全に楽しむためのポイント

芋掘りは自然の中で思い切り遊べる最高のイベントですが、夢中になるほど“危険のタネ”も増えるんです。

特に子どもたちはテンションMAXで、スコップ片手に小さな冒険者気分!

そんな時こそ、大人がさりげなくフォローしてあげたいですね。

 

スコップの使い方を最初に教える

畑に入る前に「スコップは人に向けない・振り回さない・どの方向に掘るか確認してから刺す!」の三原則を伝えておきましょう。

大人が軽くお手本を見せると、子どももマネしながら安全に楽しめます。

実際、最初の3分で伝えるだけで“ケガ防止率”がぐんと上がります。

 

土の中の虫にびっくりしないように

ミミズや幼虫が出てきた瞬間、「キャー!」と逃げ出す子、いますよね(笑)。

でも、虫は”畑のお手伝いさん”

「この子たちが土をふかふかにしてくれてるんだよ」と教えると、怖がるより興味がわくことも。

虫好きの子には「虫発見係」を任命してあげましょう。

 

靴の中の砂チェックも忘れずに

一心不乱に掘っているうちに、靴の中が砂でジャリジャリに…。

途中で一度、「靴、砂入ってない?」と声かけタイムを。

小さな不快感を早めに解消しておくのが、最後まで笑顔でいられるコツです。

 

農園でのマナーと心がけ

芋掘り体験は、農家さんの畑を特別に使わせてもらっている“お客さん”の立場。

ほんの少しの心配りで、ほかの家族も農家さんも気持ちよく過ごせます。

マナーを守る=次も招いてもらえるチャンス、なんですよ。

 

畝(うね)をまたがない

畝の上を歩くと、他の苗を傷めてしまいます。

子どもはつい“畝サーフィン”をしたくなるので(笑)、「そこはお芋さんのベッドだよ」と伝えてあげるとわかりやすいです。

 

他の人の区画に入らない

家族ごとに掘る場所が決まっていることが多いです。

隣の畝に夢中になって入ってしまうと、他の人の芋を掘ってしまうことも。

「ここのテープから向こうは○○ちゃん家ね」と最初に確認しておくと安心。

 

ゴミは必ず持ち帰る

農園にはゴミ箱がないことも多いです。

ペットボトルやお菓子の袋などは、持参したゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。

「来たときよりキレイに!」を合言葉にすれば、子どもの環境教育にもなります。

 

芋掘りをもっと楽しむ小ワザ集

掘るだけで終わりにするのはもったいない!

せっかくの体験、思い出を“ひと工夫”でより特別にしちゃいましょう。

SNS映えも狙えるし、子どもも「また行きたい!」と言ってくれるはずです。

 

「一番大きい芋コンテスト」で盛り上がろう

「誰が一番大きい芋を掘るか!」を家族で競うと、盛り上がり度MAX。

子どもが掘った芋を高々と掲げて「見てー!」と叫ぶ瞬間、最高のシャッターチャンスです。

 

泥だらけの手形フォトを撮る

顔より泥の方が目立つくらいが、実は最高の笑顔。

「これ、頑張った証拠!」と手を見せて写真を撮ると、あとで見返したときにほっこりします。

キメ顔より“泥顔”のほうが記憶に残るんです。

 

掘った芋で“おみやげパック”を作る

家に帰る前に、掘った芋を小分けにして新聞紙で包み、マスキングテープでペタッ。

「うちの子が掘ったんですよ〜」とご近所におすそ分けすると、会話のきっかけにもなります。

ちょっとしたラッピングで、子どもの誇らしさも倍増!

 

チェックリスト:芋掘り当日の心得

チェック ポイント
スコップの安全な使い方を伝えた
畝を踏まないよう子どもと確認した
ゴミ袋を用意し、持ち帰る約束をした
コンテストや写真撮影で思い出作りを計画した

 

掘ったあとのお芋の処理と保存・甘みを引き出す方法

掘ったあとのお芋の処理と保存・甘みを引き出す方法

芋掘りの楽しさといえば、ズバリ“掘り出す瞬間”ですが、実はその後の扱い方次第で、お芋の味がまるで変わるんです。

せっかく掘ったさつまいも、すぐに洗ってしまうのはちょっと待って!

収穫直後のさつまいもは、まだ「呼吸中」。少しの手間をかけることで、甘みが増し、保存期間もグッと長くなります。

ここでは、家庭で簡単にできる“掘ったあとの正しい処理”を紹介します。

 

掘りたてのさつまいもは「洗わない」が鉄則!

泥だらけのまま持ち帰るのは抵抗があるかもしれませんが、収穫直後のさつまいもは皮がとてもデリケート。水洗いすると傷から腐りやすくなってしまいます。

ちゃむ
ちゃむ

畑で軽く泥を落とす程度でOK。


新聞紙などに包んで風通しの良い日陰に置き、まずは2~3日「乾かす(仮乾燥)」のがポイントです。

このひと手間で、表面の水分が抜け、長持ちしやすくなります。

 

甘みを引き出す“追熟”のコツ

掘りたてのさつまいもは、実はまだ甘くありません。

デンプンが糖に変わるまで1〜2週間ほどの“追熟”期間が必要なんです。

追熟のポイントは3つ

  1. 温度は13〜16℃前後をキープ。(冷蔵庫はNG!)

  2. 風通しがよく、直射日光の当たらない場所に。

  3. 新聞紙で包んで段ボールに入れると◎。

キッチンの隅や玄関近くの涼しい場所に置くのが現実的ですね。

この工程をきちんと踏むことで、甘みがじっくりと引き出されます。

 

保存は“呼吸できる”環境で!

追熟が終わったら、いよいよ保存です。

ここでも大事なのは「通気性」。ビニール袋に密閉してしまうと蒸れてカビが出やすくなります。

おすすめは、

  • 新聞紙で1本ずつ包む

  • 段ボール箱に入れてスノコや新聞を敷く

  • 室内の冷暗所で保管(冬場でも10℃以下は避ける)

冷蔵庫に入れると低温障害で黒ずんでしまうので、“野菜室にも入れない”のが鉄則です!

 

掘った芋をもっと甘く&長持ちさせたいなら?

実は、さつまいもをもっと甘くする裏ワザがあります。

それが「干す」こと。

干すことで水分が抜け、糖がギュッと凝縮されるんです。

芋掘りのさつまいもは干すと甘くなる!保存期間と干す日数の目安は?
芋掘り後のさつまいもをどう扱うかで、美味しさが大きく変わります。干すのは保存準備、甘くなるのは追熟の効果。掘った後の干し方(日数の目安)、保存の仕方(新聞紙や段ボール)、追熟の温度や期間を解説。冬まで美味しいさつまいもを楽しむコツをご紹介します。

この関連記事では、“干す期間”“甘さが変わる科学的理由”まで詳しく紹介しています。

芋掘りのあとの仕上げとして、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

まとめ|事前準備と服装で“泥んこレジャー”を満喫!

芋掘りは、ちょっとした準備と服装選びで楽しさがグッと変わるレジャーです。

軍手や長靴はもちろん、動きやすい服装・汚れても平気な格好を意識するだけで、子どもも大人も思いきり土いじりを楽しめます。

また、帽子や虫よけ、タオルなどの“快適グッズ”を揃えておくと、途中でバテたりケガしたりする心配も減って、安心して収穫に集中できます。

掘ったあとのお芋は、きちんと乾かして保存しておくと、甘みがどんどん増していくのも楽しみのひとつ。

泥んこになって笑い合う、そんな時間こそが芋掘りの醍醐味。

家族みんなで「これぞ秋の思い出!」という一日を満喫してくださいね。

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