白身魚フライって、あのやさしい味がたまらないんですよね。
でも実は、「この白身魚って何の魚なんだろう…?」って一度は気になったことありませんか?
パッケージにも“白身魚フライ”としか書いてなくて、正体が分からないまま食べている人も多いはず。
実際、白身魚フライに使われる魚ってひとつじゃなくて、スーパーやお惣菜コーナーによっても種類がバラバラなんです。
よく見かけるスケソウダラのほかにも、ホキ・メルルーサ・パンガシウスなど、意外といろいろ使われているんですよ。
この記事では、白身魚フライによく使われる魚の“正体”や、それぞれの特徴をわかりやすく紹介していきます。
「あっ、この魚だったのか!」とスッキリしてもらえると思うので、ぜひ気軽に読み進めてみてくださいね。
白身魚フライに多い魚の“正体”はこれ!結論からいっちゃうと…
まず一番気になるのって、「結局どの魚が白身魚フライの正体なの?」ってところなんですよね。
実は、白身魚フライに使われる魚ってひとつじゃなくて、用途や仕入れ、産地によっていくつかパターンがあります。
とはいえ、スーパーや外食でよく使われる“代表選手”はほぼ決まっているんです。
というわけで、結論からいっちゃいますね。
白身魚フライでよく使われる魚は、この4つが中心です。
白身魚フライの主役はスケトウダラ(もっとも一般的)

一番よく使われているのがスケトウダラ。
クセがなくて淡泊、万人受けする味で、家庭用・業務用どちらも“まずこれ”というほど定番です。
フィッシュフライや冷凍フライの原料として使われることが多く、スーパーで見かける白身魚フライの大半はこのスケトウダラと考えてOKです。
「ふんわり・ほろっとした食感」が特徴で、衣と相性がいいのも人気の理由ですね。
近年増えているのがホキ(日本の惣菜でも多い)
近ごろ存在感をぐっと増しているのがホキ。
ニュージーランド・オーストラリア周辺で獲れる魚で、身質がしっかりしているためフライとの相性が抜群。
日本のスーパー惣菜でもホキを使ったフライが増えてきています。
タラよりも少し肉厚なイメージで、ほろっとしつつも“プリッ”とした歯ごたえが特徴。
白身魚フライの中でもちょっとリッチめの仕上がりになります。
輸入フィレで存在感が強いメルルーサ

ヨーロッパ・南米を中心に使われているのがメルルーサ。
日本では「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」人が多いものの、実は業務用の輸入フィレとしてはかなり流通しています。
クセが少なく、ふんわり感が強いタイプの白身魚。
外観はタラに似ていますが、脂は控えめで軽い食べ心地が特徴です。
海外では“白身魚フライの定番”としてメジャーな存在なんですよ。
外食で急増中のパンガシウス(バサ)

外食チェーンや惣菜で急増しているのが、東南アジア産のパンガシウス(バサ)。
クセがほとんどなく、ふっくらやわらかい食感で、コスト面でも扱いやすいため、近年かなり広まっています。
脂がほどよく乗っていて、衣と合わせるとジューシーに仕上がるのが魅力。
「最近◯◯チェーンで見かける白身魚フライ、あれバサじゃない?」というケースも結構あります。
白身魚フライでよく使われる4種まとめ
| 魚の種類 | 主な特徴 | よく使われるシーン |
|---|---|---|
| スケトウダラ | 淡泊・クセなし・ほろっと柔らかい | スーパーの定番・冷凍フライ |
| ホキ | 肉厚・プリッとした身・食べごたえあり | 惣菜、外食フライ |
| メルルーサ | 海外では超メジャー・軽い食感 | 輸入フィレ、業務用 |
| パンガシウス(バサ) | ふっくら・ジューシー・安定供給 | 外食チェーン、惣菜 |
そもそも「白身魚」ってどんな魚?意外と知らない正体
ここでちょっと立ち止まって、そもそもの疑問です。
「白身魚」って、よく聞くけど実はこれ、特定の魚の名前じゃないって知っていましたか?
スケトウダラやホキみたいに、ちゃんとした魚の名前だと思っていた人も多いと思いますが、白身魚というのはあくまで“魚のタイプ(性質)”を表す呼び方なんです。
ここを押さえておくと、白身魚フライの話もグッと分かりやすくなります。
白身魚=脂肪が少なく、身が白い魚の総称
白身魚とは、その名のとおり、「脂肪が少なくて、身の色が白っぽい魚」のことをまとめた呼び方です。
逆に言うと白身魚は、
- さっぱりした味わい
- クセが少ない
- フライやムニエルなど油を使う料理と相性がいい
という特徴を持っています。
ここで、よく混同されがちな他の魚との違いも整理しておきましょう。
赤身魚との違い

赤身魚(マグロ・カツオなど)は、筋肉の中に「ミオグロビン」という色素が多く含まれており、その影響で身が赤く見えるのが大きな特徴です。
そのため、赤身魚には
- 味がしっかりしている
- 鉄分が豊富
- たんぱく質が多い
- 運動量が多い人や成長期の栄養補給に向いている
といった、“体を作るための魚”という一面があります。
一方、白身魚はというと、
- 胃腸にやさしい
- あっさりして食べ疲れしにくい
- 脂が少なく、毎日の食事に取り入れやすい
という、“日常使いしやすい魚”のポジション。
・さっぱり食べたい日は白身魚
こんな感じで使い分けると、魚選びもぐっと楽になります。
青魚との違い

青魚(サバ・イワシ・アジなど)は、DHAやEPAといった必須脂肪酸が非常に豊富で、「体にいい魚」としてよく知られています。
ただしその反面、
- 脂が多い
- 独特のにおいが出やすい
- 鮮度が落ちるとクセが強くなる
といった、やや扱いにくい面もあります。
その点、白身魚は
- においが出にくい
- 冷凍保存に向いている
- 下処理が比較的ラク
- フライやムニエル、あんかけなど幅広い料理に使える
という、“使いやすさ重視タイプ”の魚。
だからこそ、
✔ コンビニ弁当
✔ スーパーの惣菜
✔ 定食屋さんの白身魚フライ
こんな場面で、白身魚が安定して選ばれているんですね。
味や食感の特徴
白身魚は、基本的に
「ふんわり」「ほろっと」「やさしい味」という表現がぴったり。
だからこそ、白身魚フライは子どもからお年寄りまで万人向けなんです。
白身魚として分類される主な魚(身近な種類)
「白身魚」とひと口に言っても、その中身は意外とたくさんあります。
スーパーでよく見かける身近な白身魚をいくつか挙げると、こんな魚たちです。
-
タラ
白身魚の代表格。フライ・鍋・ムニエル、何でもこなす万能選手。 -
タイ
お祝いの席のイメージが強いですが、実は立派な白身魚。上品な味わいが特徴。 -
ヒラメ
高級魚のイメージですが、フライにしてもふっくら美味しい魚です。 -
カレイ
ヒラメと見た目が似ていますが、こちらも白身魚の代表格。唐揚げやフライ向き。 -
スズキ
川と海を行き来する魚で、クセがなく淡泊。フライやムニエルでも活躍します。
こうして見ると、「あ、普通に食べてる魚ばっかりだな」と思いませんか?
白身魚って、実は私たちの食卓にいちばん身近な魚のグループとも言えるんです。
なぜ白身魚フライに“タラ系の魚”が使われやすいのか?
白身魚フライと聞くと、「白身魚って言ってるけど、結局タラが多いよね?」と感じたこと、ありませんか?
実はこれ、偶然でも業界の都合だけでもなく、ちゃんとした理由が3つそろっているんです。
それが、「味」「加工のしやすさ」「価格の安定感」。
この3つがバランスよくそろっているのが、タラ系の魚たちなんですね。
淡白でクセがない味がフライと相性バツグン

白身魚フライの代表格といえば、やっぱりスケトウダラです。
この魚の最大の特徴は、とにかく味が淡白で、クセがほとんどないこと。
フライって、魚そのものの味を前面に出す料理というより、衣のサクサク感や、ソース・タルタルソースの味わいを楽しむ料理でもありますよね。
スケトウダラは自己主張が強くない分、どんな味付けとも相性がよく、冷めても生臭さが出にくく、子どもでも食べやすい。
まさに、「フライにするために生まれてきた魚」みたいな存在なんです。
加工しやすく大量生産に向いている(歩留まりが良い)
タラ系の魚がフライ用として重宝される理由は、味だけではありません。
加工のしやすさ=工場向きであることも、ものすごく大きなポイントです。
スケトウダラは、身が大きくて形がそろいやすく、骨も比較的少ないため、フィレ(切り身)に加工しやすく、サイズも安定させやすい魚です。
その結果、スーパー用・冷凍食品用・業務用と、大量に、しかも均一な品質で白身魚フライを作ることができるんですね。
つまり、「たくさん作れて、失敗が少ない」。
これは、作る側から見るとかなり理想的な魚というわけです。
価格が安定している輸入フィレが豊富
さらにもうひとつ重要なのが、価格の安定感です。
白身魚フライに使われる魚は、スケトウダラだけではありません。
近年は、ホキ、メルルーサ、パンガシウスといった、海外から輸入される白身魚フィレも多く使われています。
これらの魚は、年間を通して漁獲量が安定していて、大型でフィレ加工にも向いています。
さらに冷凍輸送にも強く、国産魚に比べてコストを抑えやすいという特徴もあります。
そのため、
- 定食屋さんの白身魚フライ
- コンビニやスーパーの惣菜
- 冷凍食品
- 学校給食
こうした身近な白身魚フライの多くは、実はこうした輸入フィレたちが“縁の下の力持ち”として支えているケースがとても多いんですね。
白身魚フライにタラ系の魚が多い理由は、「おいしい」「作りやすい」「値段が安定している」という、三拍子がそろっているから。
決して「安い魚だから使われている」のではなく、フライという料理に“向きすぎている魚”だから選ばれている、というのが本当の理由なんです。
白身魚フライは安全?原料魚の産地と資源管理の話
「パンガシウスって、名前からしてちょっと不安…」
「輸入の白身魚って、安全性は大丈夫なの?」
白身魚フライについて調べていくと、こんな声、けっこう多いんですよね。
でも結論からいうと、現在、日本で流通している白身魚フライ用の原料魚は、しっかりとした基準のもとで管理されているものがほとんどです。
ここでは、代表的な原料魚ごとに、「どんな管理のもとで流通しているのか?」を、できるだけ噛み砕いて見ていきましょう。
スケトウダラやホキは国際的な資源管理の対象
白身魚フライの王道ともいえるスケトウダラやホキは、実は世界的にもかなり厳しく資源管理されている魚なんです。
これらの魚は、乱獲を防ぎ、長く安定して漁を続けていくために、MSC認証(持続可能な漁業の国際認証)などの対象にもなっています。
MSC認証では、
- 乱獲していないか
- 海の環境に配慮した漁法か
- 資源管理がきちんと行われているか
といった点が、第三者機関によってチェックされています。
私たちがスーパーや外食で口にしているスケトウダラやホキの中にも、こうした国際基準をクリアした魚が、しっかり含まれているというわけですね。
パンガシウスは養殖が主流。衛生基準も国際規格で管理されている

「名前がちょっと怪しそう…」と誤解されがちなパンガシウスですが、実はこの魚、ほとんどが養殖で育てられています。
主な産地はベトナムなどの東南アジアで、大規模な養殖池で、エサ・水質・病気対策などを細かく管理しながら育てられています。
さらに、パンガシウスの養殖場の多くは、ASC認証(責任ある養殖の国際認証)などの基準に沿って管理されており、
- 水質管理
- 抗生物質の使用制限
- 作業環境の安全性
といった点までチェックされています。
「安い=危ない」というイメージを持たれがちですが、実際には国際基準に沿って、かなり厳しく管理された養殖魚なんですね。
メルルーサなど南米系の原料もトレーサビリティが整ってきている
メルルーサは、主に南米(アルゼンチンやチリ沖)で漁獲される白身魚です。
こちらも近年は、資源管理や流通ルートの透明化がかなり進んでいます。
具体的には、
- どこで獲れた魚か
- どの船が漁獲したのか
- どの工場で加工されたのか
といった情報が追跡できる、「トレーサビリティ管理」が整えられつつあるんですね。
この仕組みがあることで、問題が起きた際にも流通経路をすぐに特定でき、食の安全が守られる仕組みになっています。
白身魚フライに使われている魚たちは、
- 天然の魚は国際的な資源管理のもとで
- 養殖魚は国際基準の衛生管理のもとで
- 加工や流通もトレーサビリティ付きで
という形で、きちんと“見える管理”がされている魚ばかりです。
名前が聞き慣れないからといって、「怪しい魚」「よく分からない魚」と決めつける必要はありません。
むしろ今は、“名前は知らなくても、中身はしっかり管理されている時代”になっているんですね。
家庭で白身魚フライを作るなら?おすすめ魚と選び方
ここまでは、白身魚フライに「どんな魚が使われているのか?」という外食・惣菜目線の話をしてきました。
でも中には、「じゃあ、家で白身魚フライを作るなら何の魚を選べばいいの?」と思った人もいますよね。
スーパーで手に入る魚でも、ちょっとポイントを押さえるだけで、お店みたいにふっくら美味しい白身魚フライはちゃんと作れます。
ここからは、家庭向けのおすすめ魚と、失敗しにくい選び方を紹介していきます。
タラ(生・冷凍)なら間違いなし
家庭で白身魚フライを作るなら、まず安心しておすすめできるのがタラです。
生でも冷凍でも手に入りやすく、クセがなく、誰が揚げても失敗しにくい万能タイプの白身魚ですね。
タラは身がやわらかく、水分が多いのが特徴なので、揚げる前にキッチンペーパーで軽く水分をふき取っておくと、衣がベチャッとしにくくなります。
「今日ちょっと揚げ物やってみようかな…」という日でも、タラなら気負わず挑戦できる、まさに家庭向け白身魚フライのエースです。
ホキの切り身も最近は手に入りやすい
以前は業務用のイメージが強かったホキですが、最近はスーパーの冷凍魚コーナーなどで、切り身として見かけることも増えてきました。
ホキは身がしっかりしていて、揚げても縮みにくく、サクッとした衣と、ふんわりした中身のコントラストがとてもきれいに出ます。
「ちょっとお店っぽい白身魚フライを家で作りたい」
そんなときには、ホキはかなり頼れる存在ですよ。
メルルーサの冷凍フィレも家庭向けが増えている
メルルーサも、ここ数年で家庭用として見かける機会が増えてきました。
特に冷凍フィレは、骨取り済み・下処理不要のものが多く、「揚げるだけ」で白身魚フライが作れるのが最大の魅力です。
味はタラよりもややしっかりめで、ホキよりはあっさり寄り。
「いつもとちょっと違う白身魚フライを作ってみたい」ときの、良い選択肢になります。
選ぶときのポイント(身の厚み・臭み・鮮度など)
家庭で白身魚フライを成功させるかどうかは、実は“どの魚を選ぶか”よりも、“どの切り身を選ぶか”のほうが大事だったりします。
まず見るべきなのは、身の厚みが均一かどうか。
厚みにムラがあると、火の通りに差が出てしまい、表面は焦げているのに中が生っぽい…なんて失敗につながります。
次にチェックしたいのが、におい。
生臭さが強いものは、揚げてもそのまま残りやすいので、売り場でパックを持ったときに違和感を覚えたら、無理に選ばないのが正解です。
最後は、色とハリ。
白身魚は、身が白く、表面にうっすら透明感があり、指で軽く押すと弾力が戻るものが、鮮度が良いサインです。
この3点さえ押さえておけば、家庭の白身魚フライは、失敗知らずになります。
家で白身魚フライを作るなら、
- まずはタラが安心
- ホキやメルルーサで少し変化をつける
- そして何より「切り身の状態」をよく見る
この3つを意識するだけで、お店に負けない白身魚フライが、ちゃんと家で作れるようになりますよ。
白身魚フライQ&A|よくある疑問でスッキリ理解
ここまで読んで、「なるほど〜」とスッキリした人もいれば、「でも、これって実際どうなの?」と、まだ少しモヤッとしている人もいるかもしれません。
そこでこのH2では、検索でもよく聞かれている白身魚フライにまつわる“よくある疑問”を、Q&A形式でサクッと整理していきます。
白身魚フライは何の魚か特定できるの?
結論からいうと、見た目だけで魚の種類を特定するのは、ほぼ不可能です。
白身魚フライは、衣で完全に包まれ、味もクセが出にくい魚が使われるため、スケトウダラなのか、ホキなのか、メルルーサなのかは、原材料表示を見ない限り分からないと思っておいた方が確実です。
特に外食や総菜の場合は、「白身魚」とだけ表記されていることがほとんどなので、どうしても気になる場合は、スタッフさんに聞いてみるのが一番確実な方法ですね。
フィッシュバーガーの白身魚は何?

ファーストフード店などで使われているフィッシュバーガーの白身魚は、多くの場合、スケトウダラやホキなどの、クセがなく、形が安定した白身魚が使われています。
理由はやはり、
- 味が淡白でソースと相性がいい
- 加工しやすく、サイズを統一しやすい
- 大量生産に向いている
という点。
フライと同じで、「主張しすぎない魚」が選ばれているんですね。
パンガシウスは危険って聞いたけど本当?
これはかなり多い質問ですが、結論からいうと、日本の市場に流通しているパンガシウスは、基本的に安全性が確認されたものです。
パンガシウスは主に養殖魚で、国際的な衛生基準や、日本の輸入時検査をクリアしたものだけが流通しています。
インターネット上では、「海外の川が汚れている」などの話だけが一人歩きして、不安が必要以上に大きくなっているケースも少なくありません。
少なくとも、日本のスーパーや外食チェーンで使われているパンガシウスについては、過度に心配する必要はないと考えて大丈夫です。
白身魚フライの栄養は?太りやすい?
白身魚そのものは、
- 高たんぱく
- 低脂質
- 消化が良い
という、かなり優秀な食材です。
ただし、問題になるのは「フライ」という調理法。
油で揚げている分、どうしてもカロリーと脂質は増えます。
とはいえ、
- 唐揚げやとんかつに比べると脂質は控えめ
- タルタルソースをかけすぎない
- 夜遅くに食べすぎない
このあたりを意識すれば、「白身魚フライ=太る食べ物」と決めつけるほどではありません。
まとめ|白身魚フライの“正体”を知るともっと美味しい!
「白身魚フライって結局どんな魚なの?」という素朴な疑問、ここまで読んでくださった方なら、もうスッキリ解消できたのではないでしょうか。
まず、市販の白身魚フライによく使われている代表的な魚は、この4種類でしたね。
- スケトウダラ
- ホキ
- メルルーサ
- パンガシウス
どれも「身が白くて、クセが少なく、フライにすると美味しい」という共通点を持った、まさに白身魚フライ向きの魚たちでした。
そして改めて押さえておきたいのが、白身魚とは“脂肪が少なく、加熱すると身が白くなる魚の総称”という点。特定の魚の名前ではなく、性質による分類なんですよね。
さらに、家庭で白身魚フライを選ぶときのポイントは、
- 身に厚みがあること
- 臭みがないこと
- 冷凍なら霜が少なく色がきれいなこと
このあたりを意識するだけで、仕上がりがグッと変わってきます。
「白身魚フライ=正体不明でちょっと不安…」と感じていた方も、中身が分かれば、なんだか前より安心して、より美味しく食べられそうですよね。
今夜のおかずや、フィッシュバーガー、給食メニューまで。
白身魚フライ、これからはぜひ“中身を想像しながら”味わってみてください。きっと、ひと口の満足度がちょっと上がりますよ。



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